2023-02-20 著者:小山一夫
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「千招を知るをおそれず、 一招に熟するをおそれよ」
招というのは「技」という意味です。
これは中国武術の世界で言われている格言なのですが、つまり本当に極意をつかむ為には、千の技を覚えるよりも、一つの技に習熟し、その根本原理を把握して、自在に使いこなせるようになりなさい、ということのようです。
技法のコレクターのようになってしまうと、結局本質的な部分を理解することなく、大成できずに終わってしまいますので。
もし一招に熟するならば、その後沢山の技を学んだ時に、短期間でその意味や原理、本質を理解することが出来ます。
もしも逆のルートになりますと(「千招を知る」ことを優先してしまいますと)、結局、何倍もの時間が必要になります。なぜなら多くの技法を学習する事によって(千招を知る過程で)、間接的に本質を理解を得ようとしますと、たくさんの時間が必要になるからです。