一般財団法人 野萩青少年育成財団
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瞑想って難しい?-65

2024-08-24 著者:小山一夫

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 英国の科学誌「ネイチャー」というと何かと最近話題ですが、かつてその雑誌に「ガイア理論」が取り上げられました。これはNASAの大気学者だったラブロックが提唱した仮説で、地球の自然環境とそこに生きる生物が相互に影響し合いながら、あたかも恒常性を持つひとつの大きな生命体のように活動しているという考え方です。


 ヨーガや古神道を学んで40年近くになりますが、このガイア理論を考える時、度々頷いてしまいます。神道では、神とは大自然のエネルギーそのものだと考えます。キリスト教などの神は造物主(創造主)という位置付けで信仰の対象になりますが、神道の神は造化神(生成化育のエネルギー)であり、本来信仰ではなく合一・融合の対象でした。つまりウパニシャッドと同じ考え方です。そのため、合一方法もカタ・ウパニシャッドとほとんど同じ瞑想原理です。


 仏教伝来前は、神社の本殿などもありませんでしたし、祝詞なども用いられていませんでした。

 神の宿る山や森、巨石などを、神奈備(かむなび)、磐座(いわくら)などと呼び、その神域で静かに自らを神気に委ねるのが常でした。そうやって大自然のエネルギーと同一化しようとしたのです。祭式の形にとらわれることなく、ゆったりと、場の厳かな雰囲気に、融合してゆくのです。
 


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