一般財団法人 野萩青少年育成財団
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禅の十牛図 考-32

2024-11-13 著者:小山一夫

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禅の十牛図について技術的な側面から解説します。
(「悟りに至る十牛図瞑想法」より)
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このように中国、日本のみならず、インド、チベットにも同様のものが在るが、必ずしも牛を題材とした10図とは限らない。牧牛図にも12図、10図、4図、6図などがあるし、また牛、馬、象など登場する動物も様々だ。だから日本で見かける廓庵版が全てだと思わないほうがいい。


さて上記の15種類の図だが、それぞれどのようなものであるかは、以下を参照されたい。
廓庵版の牧牛図は、正中版大字本「十牛図」(鎌倉時代、奈良天理図書館蔵)、伝周文「十牛図」(室町時代、相国寺蔵)、戯墨「十牛図扇面」(室町時代、岡山県立美術館蔵)等が伝えられている。また各種牧牛図については、「禅の牧牛図」柴山全慶著をご覧になるといい。


チベット等の牧象図&中国牧馬図については次の研究論文があり各図版も掲載されている。
1.「牧牛図の西蔵版について」梶山雄一著 (佛教史学第七巻第3号)
2.「シャル寺版チベット牧象図再考」能仁正顕著 (大阪府立図書館蔵)
3.「西チベットにおける地中海世界起源の唐草文について」安元剛著 (法蔵館)
4.「大乗仏教 中国日本篇 第15巻 ツォンカパ」御牧克己他著 (中央公論社)
5.「チベット仏教修行の一断面~所謂チベット牧象図について」御牧克己著(国会図書館蔵)

 


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