2025-03-18 著者:小山一夫
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禅の十牛図について技術的な側面から解説します。
(「悟りに至る十牛図瞑想法」より)
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第3章 第三 見牛
序
従声得入、見処逢源
六根門著著無差、動用中頭頭顕露
水中塩味、色裏膠青
貶上眉毛、但非他物
声より得入(とくにゅう)すれば、見処(けんじょ)源に逢う
六根(ろっこん)門 著々(じゃくじゃく)差(たが)うこと無し、動(どう)用(よう)の中頭々(ずず)顕(けん)露(ろ)す
水中の塩味、色(しき)裏(り)の膠(こう)青(せい)
眉毛(びもう)を貶上(さつじょう)すれば、是れ他物(たもつ)に非ず
頌
黄*枝上一声声日
暖風和岸柳青
只此更無廻避処
森森頭角画難成
黄(こう)*(おう)鶯枝上 一声声
日暖かに風おだやかにして岸柳青し
只此れ更に廻(かい)避(ひ)する処無し
森々たる頭(ず)角(かく) 画(えが)けども成り難し
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真我(プルシャ)自身の働きは、全部で6種類ある。
アートマンは中心力(ムスビの働き)と純粋観照力(顧る働き)。
そして後の4要素は、それぞれ「勇」、「智」、「親」、「愛」だ。
つまり真我をプルシャとした場合、この6種類の働きの総合力が、輝きの強さを決定する。因みにアートマン以外の4要素の働きだが、必ずしもバランスよく整っていなければならないというわけではない。なぜなら人それぞれ生まれながらに備わった天性や資質があるからだ。
このアートマンと他の4要素は、それぞれが異なる光を持っている。ウパニシャッドによれば、白、赤、青、黄、緑の5色だ。もちろん観照される時は5色の輝きが渾然一体となっており、通常は個別に観ることはできない。これは古神道でも全く同じなので、覚えておくといい。
この5色の光だが、その人の持って生まれた資質などによってある程度のバランスが決まり、また後天的な要素つまり学習や環境等によっても各要素の輝きの強さが変化してゆく。だから人それぞれ違うのは当然だが、仮に同じ人でも時と場合によって異なる。