一般財団法人 野萩青少年育成財団
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禅の十牛図 考-201

2025-05-01 著者:小山一夫

原文保存・内容校閲前/画像は元サイトから読み込みます。

禅の十牛図について技術的な側面から解説します。
(「悟りに至る十牛図瞑想法」より)
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第3章    第五図 牧牛


序
前思纔起、後念相隨
由覚故以成眞、在迷故而為妄
不由境有、唯自心生
鼻索牢牽、不容擬議

前(ぜん)思(し)纔(わず)に起これば、後(ご)念(ねん)相(あい)随(したが)う。
覚(かく)に由(よ)るが故に以(もっ)て真となり、迷(めい)に在るが故に而(しか)も妄(もう)と為る
境(きょう)に由って有(う)なるにあらず、唯(た)だ心(しん)より生ず
鼻(び)索(さく)牢(つよ)く牽(ひ)いて擬議(ぎぎ)を容(い)れざれ

頌
鞭索時時不離身
恐伊縦歩入埃塵
相将牧得純和也
羈鎖無拘自逐人

鞭(べん)索(さく)時々(じじ)身を離れず
恐るらくは伊(かれ)が歩を縦(ほしいまま)にして埃(あい)塵(じん)に入らんことを
相(あい)将(ひき)いて牧得すれば純(じゅん)和(な)なり
羈(き)鎖(さ)拘(こう)すること無きも自ずから人を逐(お)う
 

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<参考> 五気による真我の安定


光輝系の五気は様々な場面で活躍するが、ここでは牧牛における役割を整理したい。


①露柱懐胎後、光輝系五気を使って、それを空間に安定させる。
②露柱の中に、光輝系五気の力で、真我を安定させる。
③光輝系五気を支えとして、露柱歩空行を実現する。


以上のような順序で役立ててゆくことになる。光輝系五気は真我の働きにも直接関わっているので、安定度が増すほど真我は強くなり、また真我が強くなるほど安定度も増す。

<脚注>
1.魄・・孔子家語に「魂は無形にて魄は有形なり」とある。
2.礼記・・五経のひとつ。周漢時代の礼に関する書物を、戴聖が編纂したもの。
 


元記事