一般財団法人 野萩青少年育成財団
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禅の十牛図 考-256

2025-06-25 著者:小山一夫

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禅の十牛図について技術的な側面から解説します。
(「悟りに至る十牛図瞑想法」より)
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第3章 第九図 返本還源

序
本来清浄、不受一塵
観有相之栄枯、処無為之凝寂
不同幻化、豈仮修治
水緑山青、坐観成敗

本来清(しょう)浄(じょう)にして、一(いち)塵(じん)を受けず
有(う)相(そう)の栄(えい)枯(こ)を観じて、無為の凝(ぎょう)寂(じゃく)に処(しょ)す
幻(げん)化(け)に同じからず、豈(あに)に修(しゅ)治(じ)を仮らんや
水緑に山青くして、坐(いながら)にして成敗(せいばい)を観る

頌
返本還源已費功
争如直下若盲聾
庵中不見庵前物
水自茫茫花自紅

本(もと)に返り源(みなもと)に還って已(すで)に功を費(ついや)す
争(いか)でか如(し)らん、直(じき)下(げ)に盲(もう)聾(ろう)の若(ごと)くならんには
庵中に見ず庵前の物
水は自ずから茫茫(ぼうぼう)、花は自ずから紅なり

 

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<参考> 融け合うこと


「はじめヨーギは、己が心の 滝のごとく転落するを感じ 中ほどにては ガンガー(ガンジス川)のごと、ゆるやかにやさしく流れ ついに そは大いなる大洋なり 母と子の光が一つに融け合うところ」
(「チベットの偉大なヨギー ミラレパ」)


「死ぬということは、生まれたままの姿で風に立ち、太陽に融けてゆくこと。そして、休みなく打ち寄せていた呼吸の波から息が解放されること。その息は神を求め、もう何の妨げも受けずに、天へと広がりながら昇っていくのです。」(「預言者の言葉」)
 


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