2025-08-01 著者:小山一夫
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ヨーガスートラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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そして「第四の調気」ですが、これは1~3の調気とは明らかに独立したものとして登場します。内(1~7番のチャクラの領域)と外(8番のチャクラ)の境をなくす時には、肉体の消失感覚を伴いますが、これはいわゆる「空」の体験であり、そこではある特殊なエネルギーが働きます。私はそれが第四の調気だと考えています。
「空」は肉体の実体感覚がない状態ですから、当然それに起因する煩悩など湧いてきません。ですから、「心の輝きを覆いかくしていた煩悩が消滅する」のは当然です。
ラーマナ・マハーリシ師は次のように語っています。
「プラーナーヤーマにはふたつの種類がある。呼吸を制御し調整する方法、そしてただ自然な呼吸を見守る方法である。(中略)呼吸を見守ることもプラーナーヤーマの形式のひとつである。吸気、維持、呼気の形式はより暴力的であり、各段階を追って正しい師が指導していなければ、危険をともなうこともあるだろう。だが、単に自然な呼吸を見守る方法はやさしく、危険を含むことはない。」(「あるがままに」P257)
結局、自然な呼吸の内観こそが、最も高度な呼吸法であり、そして繊細な「観」はヨーガを完成に導く重要な要素なのです。