一般財団法人 野萩青少年育成財団
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ヨーガスートラ 考-29

2025-08-07 著者:小山一夫

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ヨーガスートラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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6.凝念(dharana)ダーラナについて


「凝念とは、心を特定の場所に縛りつけておくことである」(ヨーガスートラ3-1)


博士は、「凝念とは制感とは反対に積極的な心理操作」であり、特定の対象に対して「心を動かぬように固定すること」だといわれています。確かに制感とは「観」によって得られる能力ですので、積極的に思念を凝らして集中する凝念から見れば消極的だと言えないことはありません。


つまり、制感とは一種の観察であり、凝念とは集中なので、そこで働く力の質は当然異なります。

この観察と集中は、常に観察が先であることが望ましいのですが、それは実際の講習の際に体験的に確認して頂くのが一番だと思います。


観察と集中は、パワーとしては表裏一体の関係にありますが、それを顕在化させる場合どちらが先かという順序は、全く異なる結果をもたらします。それを実地で体験して頂くことは、ヨーガの成就にとって大きな意味を持つのです。


集中して観察するのでは、ヨーガは低いレベルで留まってしまうでしょう。観察することに集中するのが、ヨーガの上達に不可欠な要件なのです。
 


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