一般財団法人 野萩青少年育成財団
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ヨーガスートラ 考-46

2025-08-24 著者:小山一夫

原文保存・内容校閲前/画像は元サイトから読み込みます。

ヨーガスートラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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ではもうひとつのキーワード「色に染まる」とは何を意味するのでしょうか。


私は、これは「虚」の境涯を指していると思います。
虚とは、中身のない器だけになる状態なので注ぎ込むものによって何にでも染まることができます。だから「虚(うつろ)」という文字を充てるわけです。

この空と虚は単に視座の違いによるもので、元を辿れば表裏の関係にあります。ですから、ヨーガスートラに於いても両建てで言及する必要があったわけです。

 

このように考えますと、三昧についてふたつのグループ分けがなされたのはむしろ当然の成り行きなのです。

またヨーガスートラでは、(2-17)から(2-25)にかけて「みるものとみられるもの」について詳細に検討していますが、これも2種類の三昧を考える上で参考になることでしょう。

 

いずれにせよこの一連の流れは、「意識の解体過程」を説明するものです。消去法によってひとつずつ削除してゆくプロセスが、実に上手く説明されていると思います。
 


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