2025-10-12 著者:小山一夫
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ヨーガとタントラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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7.マハムドラー
空と虚はヨーガの最終段階です。
このレベルでは、もはや呼吸法やアーサナなどは一切意識しません。
チベットのティロパが弟子のナロパに説いた「マハムドラーの詩」の中に「中空の竹」という表現が出てきます。
「心を空しくして何ものも思わざれ、中空の竹のごとく汝の体をくつろがせ」(本書でのこの詩の引用は全て「存在の詩」めるくまーる社より)とありますが、前段の「空」と次の「中空の竹」は言わば表裏の関係にあります。なぜならこの中空の竹とは、まさに「虚」を意味するからです。
「空、虚、無」が同じ意味だという人がいるとすれば、残念ながらその方は、それらのどれひとつとして体験できていないと告白するに等しいと思います。それはこの3つが全く別の体験だからです。