2025-10-11 著者:小山一夫
原文保存・内容校閲前/画像は元サイトから読み込みます。
ヨーガとタントラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
***********************************************
ヨーガにはたくさんの技法がありますが、タントラの本質ともいえる無との合一以降に取り組むためには、その前段階として潜在意識の浄化が必要になります。
そこでタントリック又はラージャ・ヨーガの特殊な技法を用いるわけですが、それにはクンダリーニとチャクラがある程度活性化していなければなりません。
ところが、そのためには事前にかなりの修練が必要なので、やむなく指導者がシールドされた場をそのエネルギーで満たすことでサポートするわけです。
ところでタントリック・ヨーガの位置づけですが、これは「無との合一・融合」を達成するものではありません。
タントラは「個と全体の合一・融合」をその主たる領域としていますが、タントリック・ヨーガは、あくまでもヨーガの一部を構成しているにすぎません。ですから、「タントラ>ヨーガ>タントリック・ヨーガ」という構図になります。
タントリック・ヨーガは、基本的に男女、或いは師と弟子で行なうものですが、これはあくまでも「個対個」の次元の範疇であり、タントラの求める「個対全体」とは異なります。技術的な面でカヴァーできる領域が明らかに違うのです。