2025-10-18 著者:小山一夫
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ヨーガとタントラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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前述のように、ヨーガスートラでは
「真我(プルシャ)と自性(プラクリティ)」の二元的多元論を採用しているわけですから、あまり例外的な存在が出てきては説明がつかなくなります。
そこで人格があることから真我に含め、その中でも多少格上に置いたのでしょうが、ヨーガスートラでは後に出てくる神霊と共に特別な存在として位置づけています。
この自在神については、行事ヨーガ(2-1)でも、また8部門の勧戒でも、ヨーガ修行者に対して祈念を要求しています。
「自在神への祈念」は「ヨーガの本命ではない」(2-1の解説より)としても、日常的に求められる点から、ある意味信仰の要請だといえます。
他流派でも過去のグルの肖像画などを掲げて礼拝することが少なくありませんが、ヨーガスートラでも自在神を礼拝することによって「最原初のグル」の加護を期待しているのでしょう。
ここでヨーガスートラの説く自在神について整理したいと思います。