一般財団法人 野萩青少年育成財団
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タントラとヨーガ 考-53

2025-11-07 著者:小山一夫

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ヨーガとタントラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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たとえば神道の儀式次第の中に、降神の儀と昇神の儀というのがあります。

 

これは神の来訪と、帰還の際に行なわれますが、この時の言霊は、ともに「オー」の一音です。この言霊の響きで誘導するように、神気を降昇させるわけです。


ところでもともと神道には、祝詞などありませんでした。
祝詞のみならず神社なども仏教伝来後のことです。仏教の教勢に負けそうになったため、対抗上慌てて作ったようなものです。儀式としての祭りを顕斎といいますが、これは幽斎(儀式化していない無形の祭り)よりもずっと後に成立しました。

古神道の言霊はほとんどが単音です。
母音、母音+子音、多くても2音か3音程度です。
そしてそれぞれが何に共鳴するのか、共鳴することによってどのような働きを引き起こすか、それを研究するのが古神道の言霊学です。古神道では言霊によって大自然、そして神々との産霊を目指していますので、この言霊学を学ぶことは必須となっています。


いずれにしても神道では、響きといいますか、振動を重要視しているのです。この考え方は、ヨーガや密教にも通ずると思います。
 


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