一般財団法人 野萩青少年育成財団
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タントラとヨーガ 考-52

2025-11-06 著者:小山一夫

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ヨーガとタントラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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ハタ・ヨーガ、マントラ・ヨーガ、クンダリーニ・ヨーガなどは密教ヨーガですから、前述のように、三密が原則になります。


心の状態や集中力が大事なのは当然ですが、それは必要十分条件ではありません。三密の構成要素である「身・口・意」の重要性は、常に同じウェートなのです。


単に、宗教的な儀式目的だけ満たされていればよいのだ、というのであれば構いませんが、あくまでヨーガ技術のひとつとして確たる効果を期待するのであれば、三密のひとつとして位置づけるべきです。


では正確な発音が無理だとすると、どうすれば三密の条件を満たすことができるのでしょう。

かってクンダリーニ・ヨーガを習った時に、ヨギ・バジアン師からはマントラの発音を随分直されました。その時「発音って大事なんだ」と思いましたが、先生が特に注意を促したのは、各音の音程、リズム、強弱、息継ぎの場所、そして発音と体内操作のコンビネーションでした。


つまり単に発音が合っていればよいというわけではなかったのです。


宗教儀式ならば、発音がちゃんとしていればそれで良しとされたでしょう。しかしマントラを、ヨーガの技術として使う場合、発音以外に考慮すべき点は多々あるのです。それはヨーガに於いてマントラの目的が「振動」にあるからに他なりません。
 


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