2025-11-20 著者:小山一夫
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ヨーガとタントラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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ここでは6番のチャクラつまりアジニァー・チャクラに、生気を以って執持する方法が説かれています。
技術的な話になりますが、「舌端を上顎に圧しつけ」ることで、先ずアジニァー・チャクラに生気を向けます。
次に唵の振動と、意の内観と、息の調息を使いながら、アジニァーに対する執持を高めてゆき、直観智を引き出してゆきます。
「意の作らきが消滅し終わって」止が完成し、サハスラーラに対峙することで「光明赫々(かくかく)たる自我を直観」します。
この「空」の状態では、「自我によって自我を見る結果として無我」になりますが、まだそれでは「解脱の微相」にすぎません。なぜなら無との合一・融合に至っていないからです。
「一書に説いていう」として(「ウパニシャッド」P285)
「上方に向かう脈管があってスシュムナーとよばれている。生気の通い路であって、上顎の中間において分かたれている。この脈管に気息と唵と意とを加え、これによって上方に登り行くべきである。舌端を反転して上顎につけ、諸感官を統制して、自ら偉大性として自らの偉大性を観ずべきである。さすれば、無我の境に達する。無我境に達すればもはや苦楽の享受者ではなくなり、必ずや独存の境を得るであろう。」(21)