2025-12-08 著者:小山一夫
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ヨーガとタントラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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④では原理的に内観と外観をひとつにし、観だけになることで達成できますが、⑤はサハスラーラ・チャクラの中に入ることで第二の境をなくします。
瞑目してサハスラーラ・チャクラを脳内に観ながら近づいてゆきますと、その光輝はどんどん拡大し、ついにはある瞬間その強烈な光が消えて、暖かで淡い光に包まれた状態になります。
この状態が⑥であり、無との合一により個と全体の境をなくした境地なのです。
肉体の感覚は④で消失していますので、存在だけが漂っているような感覚ですが、その中心といいますか、深部に近づいてゆきますと、今度は存在それ自体が希薄になってゆきます。
この時の雰囲気はとても言葉では表現できませんが、まさに⑥の合一から⑦の融合へと変わってゆくプロセスそのものを味わいます。これがタントラのサマディの世界であり、老子の説く自然無為の境涯なのです。
もっと詳しく解説したいのですが、不必要な先入観は修得の妨げになる場合がありますので、このくらいにしたいと思います。
いずれにしましても独習できるのは、③の段階まででしょう。
偏差にならないようにするためにも、然るべき良師に付かれるのが賢明です。