2025-12-02 著者:小山一夫
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ヨーガとタントラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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ところで主要なナーディ(気道)であるスシュムナーは、一般に脊髄の中に位置すると言われていますが、それは正確ではありません。
前述の境がなくなったときには、自分の存在全てが、このスシュムナーの中に入ってしまいます。
ナーディはエネルギーの通る管ではなく、エネルギーの流れる道なのです。つまり導管というよりも気道という方が適当だと思います。なぜなら、そこに流れるエネルギーが量的に大きくなれば、それに比例してこのスシュムナーも太くなってゆくからです。
これについてラーマナ・マハーリシ師は
「クンダリニーはスシュムナーを通ってサハスラーラ・チャクラに達し」(P261)
と説明されていますが、このスシュムナーはクンダリーニが通過することで、その存在を体感するものです。
ですから、エネルギーの量が拡大するに従って、スシュムナーも次第に太く実感するようになるわけです。師はまた次のようにも述べています。
「われわれはクンダリニーを身体のなかにあるように語る。なぜならわれわれ自身をこの身体によって限定された存在として見なしているからである。だが、実際クンダリニーは真我と異ならず、内側にも外側にも存在しているのである。」(P259)
これについては全く同感です。
さらに言えば、ナーディやクンダリーニのみならず、チャクラもまた体内に限定されるものではなく
それは肉体的な次元を超えた領域にまたがって存在しているのです。