2025-11-30 著者:小山一夫
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ヨーガとタントラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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3.肉体感覚の消失
ヨーガスートラでは、その8部門の5段階目に制感を置き、それから凝念-静慮-三昧と続けています。
この凝念は1~7番のチャクラに対しては、ある種のバランスに基づいて働きますが、8番のチャクラに移行する際には、凝念と共に静慮のパワーが不可欠です。つまりその両者によって8番のチャクラは質的に密度を高め、さらに1~7番と8番との境をなくすることができるわけです。
ところが前述のように、8番のチャクラの質を体の表面で歪みとして受け止めているうちは、その境はなくなりません。歪みを体感するのはそこにぶつかりがあるからです。つまり境があるから歪みを感じるわけです。
そこでその歪みを感得し続けるのではなく、積極的に体内に受け入れることによって、境をなくしてゆきます。そうすれば、ある瞬間から肉体感覚の消失を体験します。これは境がなくなる事によって実現できます。
その感覚を明確に体験して頂く為には、必要に応じて、前半身だけとか、左半身だけとか、つまり全身ではなくその一部だけを消すことによって、よりわかり易く肉体感覚の消失を体験することです。本当はこれも自力で体験できればよいのですが、自力で体験するにはかなりの年月を要する為、こちらで空間の制御をし、そのサポートをしています。
ところで、この肉体感覚の消失は、単に身体感覚がなくなったというだけではありません。実はとても深い意味があるのです。