2026-02-08 著者:小山一夫
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ヨーガとタントラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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ところでこのヴイシュッダ・チャクラは、マントラを用いる際にとても重要な役割を果たします。
マントラとは、昔から、祈りや瞑想に際して唱える聖なる言葉として知られています。
「初めにみ言葉があった。み言葉は神と共にあった。み言葉は神であった。み言葉は初めに神と共にあった。すべてのものは、み言葉によってできた。」
「ヨハネによる福音書」(フランシスコ会聖書研究所)はこのようにはじまります。
インドのマントラ、日本の言霊のように、キリスト教に於いても、「言葉」が如何に重要な位置付けなのかがよくわかります。聖書の編纂についてはいろいろな経緯がありますが、旧約聖書に於いても「神は言われた。『光あれ。』こうして、光があった。」というように、神と言葉との深い関係が表現されています。
「この惑星で最も高度で、最も効力のあるエネルギーは言葉だ。」(「Teaching of Yogi Bhajan」)
ヨーガに於いてもメディテーションなどの際に、様々なマントラが使われますが、それはマントラの持つ響きに、神秘的な効力を期待しているのでしょう。いずれにしても、言葉になんらかの創造力があるという考え方は、古代より世界各地にあります。それは言葉を発することが、何かの力を誘発する、という意味に於いて共通しています。
ヨーガでマントラを詠唱する際には、チャクラやクンダリーニに如何に響かせるかが問題となります。マントラは、外に発声するのではなく、声帯の振動を骨格や体液などに伝え、舌を活用しながら脳に響かせたり、或いは肉体の各チャクラへ響かせるわけです。