2026-02-04 著者:小山一夫
原文保存・内容校閲前/画像は元サイトから読み込みます。
ヨーガとタントラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
***********************************************
ところで、ヨーガや仙道では、体内でエネルギーを流す際に3つの難所があると説いています。それは俗に三結節(グランティ)とか三関と呼ばれるものです。位置的には諸説あるものの、仙道では概ね次の3ヵ所を三関と言います。
・尾閭(脊椎の最下部)
・夾脊(脊椎の中部)
・玉枕(後頭部の下方)
この3関は、ヨーガではムラダーラ、アナハタ、ヴイシュッダの各チャクラ周辺に相当します。
ただ佐保田博士の著書によりますと、ヨーガの三結節の位置として数種類あげています。(「ヨーガ根本経典」P215)
・尾てい骨、心臓、眉間
・尾てい骨、臍、喉
・胸部、喉、眉間
この三結節は、それぞれブラハマ結節、ヴィシュヌ結節、ルドラ結節と呼ばれているとのことです。さらに人間の意識活動の三つの段階を示しているとの事で、
・1~3番をブラハマン神の領域
・4~5番がヴィシュヌ神の領域
・6~7番がルドラ神の領域
と分類されています。(「ヨーガ根本経典」P215)
リードビーター師によれば、三結節はムラダーラ、アナハタ、アジニァーの3ヶ所に位置し、それぞれブラフマー結節、ヴィシュヌ結節、シヴァ結節と呼ばれています。
「この三つのチャクラには特別な結節があり、クンダリーニの力はこの結節を突き破って上昇してゆくのである。(中略)クンダリーニの力がこれらのチャクラを貫通するときには、ある形で特殊な状態の変化が起こる(後略)」(「チャクラ」P138)
そもそも人によって結節の位置が異なるとは考えにくいので、その相違は恐らく技術的なものに起因すると思われます。つまりどのような技法を用いるかによって、各チャクラ間を通す際に得手不得手が生じるわけです。そう考えれば、結節の位置が異なるのは当然だと思います。
ヨーガでは、各関門を通過させる為に特殊な体内操作を行なうわけですが、技術的にはそれ程難しいものではありません。この件については、リードビーター師の結論とほぼ同じです。