一般財団法人 野萩青少年育成財団
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タントラとヨーガ 考-155

2026-02-22 著者:小山一夫

原文保存・内容校閲前/画像は元サイトから読み込みます。

ヨーガとタントラについて技術的な側面から解説します。
(「ヨーガの極意」より)
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「解脱観の変遷」でも書きましたが、ラージャ・ヨーガはそもそもヨーガスートラの説く解脱を実現する為に編み出されたものですから、「真我と自性の分離」を究極の目標としています。一方、ハタ・ヨーガはシャクティ思想を基礎に置いて行法が体系化されています。そこではヴェーダーンタ哲学を下敷きとして、クンダリーニ・シャクティをサハスラーラ・チャクラに到達させることで、個人意識と宇宙意識の合一を目指します。つまり合一による解脱が説かれているわけです。


ハタ・ヨーガ・プラディーピガーでは

「ハタ・ヨーガは、高遠なラージャ・ヨーガに登らんとするものにとって、すばらしい階段に相当する。」(1-1)
「ハタとラヤの方法はすべてラージャ・ヨーガの完成のためにある。」(4-103)
として、ハタ・ヨーガをラージャ・ヨーガの準備部門としていますが、それでは合一を達成した後に分離をプログラムすることになってしまい、その辺りの整合性について矛盾が生じます。


そこでその点について技術的な観点から検討したいと思います。
具体的にはハタ・ヨーガ・プラディーピガーの四つの部門、つまり体位法、調気法、ムドラー、ラージャ・ヨーガの内、本来のハタ・ヨーガの領分としては体位法、調気法、ムドラーがあげられますが、ここまででクンダリーニを覚醒させ、然る後にラージャ・ヨーガに進む、という組み立てになっています。
 


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