2026-04-23 著者:小山一夫
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昔書いた日記からいくつかアップします。
2003-1-18
偏差-1 「中国気功学」
ヨーガや禅、気功、各種瞑想法、自律訓練法などを行なう際に必ず考慮しなければならないのは偏差の問題だ。これについて正しい知識がない場合は指導者としての資格はないし、自身も練習するべきではない(正しい知識を持った先生に師事している場合を除く)。健康や鍛練を目的として努力した結果が病気になってしまうのではやらない方がマシだ。
かなりの数の書籍を見たが、残念ながら偏差について詳しく書かれている本はほとんどなかった。結論を言えば、唯一「中国気功学」(東洋学術出版社刊・馬済人著)だけが私の知る限り評価に値する文献だ。是非一読をお薦めする。偏差の原因から治療方法まで実に事細かく説明されている。だが私に言わせれば、それでも満点とは言い難い。何故ならば、経絡医学的な解明は結構なされているが、湯液医学の証の判定で用いる体質理論的な要素が欠落しているからだ。つまり熱代謝・体液状態等々の切り口がない。