2026-04-20 著者:小山一夫
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昔書いた日記からいくつかアップします。
2003-1-13
達磨-3
達磨が伝えたとされる易筋行、洗髄経そして坐禅をヨーガに当てはめると、エクササイズ、クリヤ、メディテーションに相当するのだろう。
私は北京の老師方と白雲観等より内功に関する文献や掛け軸を多々入手したが、そこには従来日本であまり紹介されていないような行法が記されていた。例えば「少林真本・増演易筋洗髄内功図説」は全六巻だが、凡そ100種類の内功法が説明されている貴重なものだ。
この様に達磨は優れたヨーギとしてその精密な技法を中国に伝えたが、残念な事に日本には坐禅しか伝わらなかった。従って達磨の真伝の半分以上が失われた為に、我が国では白隠禅師のような偏差が多発し、その解決手段も説かれる事はなかった。(白隠は「軟酥(なんそ)の法」により治癒するが、もしも易筋行や洗髄経が坐禅と共に伝えられていたなら偏差に陥る危険はかなり減少した事だろう)
中国医学では三焦に対する昇降を問題としている。つまり体液やエネルギー等々の流れ方が個人によって偏りがあるという。それ故、行法もまた個々の体質に合わせてメニューを組むべきだと考えられている。私はヨーガについても同じ考え方を採用している。やはりヨーガは中国医学と併せて学んだ方がいい。バジアン先生のヨーガ理論に唯一不足しているのはまさにこの精密な中国医学的理解(体質論等)だと思う。