一般財団法人 野萩青少年育成財団
記事一覧に戻る

2003年の日記から―48

2026-04-17 著者:小山一夫

原文保存・内容校閲前/画像は元サイトから読み込みます。

昔書いた日記からいくつかアップします。

 

 

2003-1-9
禅の十牛図-2


禅の十牛図だが、これについては此れまで実に多くの人たちが解説してきた。
曰く、道家は8牛図まで、禅の優れたるは9図と10図だ云々等々いろんな意見がある。


確かに、8図の悟りは小乗的な自己満足に終わりかねない。それに深山幽谷で悟りを維持するのは、それを得た人間にとってはそれほど困難な事ではない。一番難しいのは、大悟した後に、街へ帰り、雑踏の中でその境地を保持し続けることだろう。山篭りして純粋でいるのは容易だが、街にいて日常生活の中でそれを保ち続けるのは、大悟に至る道よりも困難かもしれない。


単に日常生活を修行の場としても多くを学ぶ事はできる。だが、それは所謂通俗的な人生勉強のレベルを超えることはないだろう。それが必要十分条件の全てであるならば、イエスも釈迦も苦労はしないし、その程度の目標ならば特にヨーガ等も必要ないだろう。巷に大悟した人が続出したっていいくらいだ。


私はヨーガは道具に過ぎないと思う。だがその道具は、心ある人にとっては至宝の価値がある。法律の勉強をしなければ司法試験に受からないように、税法の勉強をしなければ税理士試験に通らないように、目的を達成する為にはそれなりの準備と適切なノウハウが必要なのだ。 
 


元記事