2026-05-15 著者:小山一夫
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昔書いた日記からいくつかアップします。
2003-2-4
タントリック・ヨーガ-9 性瑜伽の修行-9
初めに結論を言うならば、クンダリーニ・ヨーガを実践するならば、特にレッド・タントリック・ヨーガは必要ない。何故ならば、性瑜伽とは「会陰部に潜むクンダリーニ・シャクティを特殊な性的身体技法を用いて刺激し、その力を上方へ誘導することによってチャクラとナーディ(脈管)を活性化し、最後に頭部のサハスララ・チャクラまで上昇させる。その過程で性的エネルギーはオージャズと言う霊的なパワーに昇華される。」ことを目的とするからだ。これならクンダリーニ・ヨーガを修行した方が余程精密だと言える。
いずれにしても、最後にはホワイト・タントリック・ヨーガが必要になるのだが、エネルギーを高める為に性瑜伽を行なうのは、クンダリーニ・ヨーガによる通常の場合よりもより困難な道を選択したことになるだろう。ましてチベット密教の性瑜伽を実践する場合、余分な事柄が多いだけに難易度がより高まる事だろう。
チベット密教の性瑜伽ならばむしろ道家の房中術の方が余程シンプルで効果が期待できると思う。ここでは、まずチベット密教の性瑜伽、次に道家の房中術をそれぞれレッド・タントリック・ヨーガと対比されながら具体的に検討したい。
<参考>
脈管は72000管あると言われているが、中でも特に重要なのは、中央脈管(ウマ、スシュムナー)、左脈管(キャンマ、イダ)、右脈管(ロマ、ビンガラ)の3種類がある。用語の左側はチベット密教での言い方、右はヨーガ的な呼び名である。チャクラはチベット密教では4箇所(眉間・喉・心臓・臍)を規定している。クンダリーニ・ヨーガでは、体内に7つのチャクラがあるとし、さらに8番目のチャクラとしてオーラを想定している。