2026-07-26 著者:小山一夫
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昔書いた日記からいくつかアップします。
(注1)築基法とは、気功法の一種と解釈して差し支えない。
気功の定義は様々であるが、通常武術気功と医療保険気功に大別できる。
鍛練方法としては動功と静功に別れ、又、技法として一般に知られているものには、八段錦、導引法、小周天、大周天等がある。
(注2)房中術は別名栽接法とも呼ばれ、その手段により神交法と体交法に分かれる。
通常房中術と言えば、文字どおりセックスの技術と思われがちだが、神交法の場合、服を着たままで行い、肉体が触れ合うことを禁じている。インドでも同様の技術体系があり、前者をホワイト・タントリック、後者をレッドタントリックとして区別している。
(注3)西洋医学と中国医学の決定的な違いとして、中国医学における「治療手段別の基礎理論」が挙げられる。西洋医学においては、あらゆる治療手段はすべて同じ基礎医学の原理に基づいて形成されているが、中国医学に於いては、例えば経絡医学と湯液医学は、それぞれ全く異なった基礎医学理論を持っている。理療にあたる経絡医学(針灸医学)は、内経理論を基礎医学とし、臓腑概念と経絡原理によるミクロ的な考え方をベースとしている。薬療にあたる湯液医学は傷寒理論を基礎医学とし、均衡概念と分類原理によるマクロ的な考え方をその根拠としている。しかしながら、この両者には共通するポイントがあった。それは病候類型別の実践医学である点だ。
通常西洋医学においては、病因に基づいて病名が決められる事が殆どであるが、中国医学では病候によって病名が付けられる。経絡医学では、あらゆる症状を病位と病勢に分類する。例えば、腎経病や三焦経病と言う具合に経名を使って十二分類し、さらに病勢として実証と虚証に分ける。
湯液医学では、病位、病性、病勢、病期に分類する。此れは結果として数多くのパターンに分類されるが、ベースとなる最も基本的なものは8種類である。