2026-07-24 著者:小山一夫
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昔書いた日記からいくつかアップします。
1.中国医学の構成
中国医学はその目的によって養生医学と治療医学に大別される。
養生医学は、さらに築基法(注1)、食餌法、房中術(注2)に分けることが出来る。
中国の養生医学は、特に健康と長寿を目的として、湯液医学が体系化される遥か以前に膨大な理論体系と実践方法を以って確立され、西洋医学に無い素晴らしい医学体系を有している。
治療医学はその手段の違いによって湯液医学と経絡医学に分かれる。
湯液医学は一般的に我が国では漢方医学と言われ、経絡医学は針灸治療を以って代表されている。(注3)
中国医学と西洋医学を単純に比較することは困難であるが、冷静にみると治療医学において、中国医学は西洋医学に劣っていると言わざるを得ない。仮に、薬療と理療の全ての技術を活用したとしても、西洋医学以上の治療効果を上げることは出来ないだろう。確かに病気によっては中国医学の方が効果があるものもある。しかし、中国医学で治すことが出来ずに、西洋医学によって治せる病気はその数を遥かに凌ぐだろう。 近年漢方医学の素晴らしさが再評価されてきたとはいえ、この点について異論を挟む余地はない。