一般財団法人 野萩青少年育成財団
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中国医学 考―36

2026-08-28 著者:小山一夫

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昔書いた日記からいくつかアップします。

 

 

さて中国医学では動物実験についてどう考えているのだろうか。
中国薬物学では、全ての生薬等を其の性質から幾つかの傾向条件に基いて細かく分類している。ここでは「熱寒」という偏向条件を例にとり解説したい。


中国薬物学では、偏向の是正を目的とした治療方法を検討する為に、相反傾向を設定した二元数学的な傾向分類法を採用しているが、此れはあくまで人体を対象として考えられている。
つまり一例を挙げると次の様になる。

熱的偏向へ導いたり、寒的偏向を是正する薬物を温薬 
寒的偏向へ導いたり、熱的偏向を是正する薬物を涼薬


薬物の温涼についての程度分類としては、
温薬…温、熱、大熱 
涼薬…涼、微寒、寒
となっており、中立的な作用は「平」と呼ばれている。

此処で適当に薬物と食物を当てはめ、其の程度について数字で把握するとすれば、

大熱 附子 +3 
熱 良姜  +2 
温 生姜  +1 
平 白米   0 
涼 硬米  -1 
微寒 竹葉 -2 
寒 石膏  -3
 


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