2026-09-20 著者:小山一夫
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昔書いた原稿からいくつかアップします。(「アスリートバイブル」より)
○ クンダリーニ・ヨーガJPのスタンス
先に、「日本の風土と気候、日本人の体質に合う様に、中国の叡智を取り入れて改変したカリキュラム」と書いたが、私は自分が習得した技術を整理・体系化し公開するためにおよそ20年の準備期間を要した。
ヨーガはもとよりインドで生まれ発展したものだが、言うまでもなくインドと日本では環境条件も、また国民の体質もかなり異なっている。湿度、気圧、気温などの気候条件や風土や民族の違いから来る体質の相違など、一切考慮せずにそのままの姿でよいのだろうかという疑問が私の中ではとても強かった。
また、ヨーガを養生医学的な視点から見た場合、セットになるのはアーユルヴェーダだが、私はどうしても納得できないものを感じていた。そこで、この風土や体質等の問題を検討するために、養生医学としては世界でも最高と目される中国医学に眼を向けることにした。詳しくは後述するが、私は中国医学を学んだことによってはじめてヨーガを理解することが出来たのだ。その研究結果の一端を本書で明らかにしたいと思う。
ヨーガは本来個人の体質とその時折の状態によってメニューを決定しなければならない。そして食事や日々の心得もまた同様の考え方によるべきだというのが、私の28年間の結論なのだ。