一般財団法人 野萩青少年育成財団
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アスリートバイブル―18

2026-09-18 著者:小山一夫

原文保存・内容校閲前/画像は元サイトから読み込みます。

昔書いた原稿からいくつかアップします。(「アスリートバイブル」より)

 

 

第1章 火の呼吸とは何か
○ クンダリーニ・ヨーガについて


ヨーガには数多くの流派があり、その全容は明らかではないが、特に日本で有名なのはハタヨーガと言われるものである。これは体を柔軟に整えたりリラックスが主になっている為、老若男女を問わず健康法として広く採用されている。


一方、クンダリーニヨーガはヨーガの中でも最も高度な技法体系を有するといわれているように、非常に深く難易度の高い構成となっている。 


2000年以上前からインドの様々な文献に「クンダリーニ」という語句が出てくるが、実践方法についてこれまで明らかにされてこなかったために、古来より「幻のヨーガ」といわれてきた。20世紀後半にインドのヨギ・バジアン師がアメリカに渡り、始めてその全容を公開した。現在世界各地に数十万人の弟子を有していると言われるが、残念なことに日本ではまだ広く公開されてはいない。  


この流派の代表的な呼吸法は「火の呼吸」といわれる非常に激しい技法である。 各エクササイズでは火の呼吸を様々なポーズで1分間におよそ60~200回(腹式呼吸)の速度で1~5分行なうが、これは有酸素運動としても極めて効率が良いといえる。短時間で最大限の効果を得る技術としても火の呼吸が注目されている。 


クンダリーニ・ヨーガの技法は、エクササイズ、クリヤ、メディテーションによって構成されている。 全部で千種類をこえる技法の中から幾つかを目的に応じて選ぶことで多くのセットメニューが組み立てられている。バジアン師は子供から老人、病人に至るまで広くヨーガを指導している。 クンダリーニ・ヨーガはその激しさだけがクローズアップされがちだが、実際にはそうではない。それが欧米で様々な人々に広く修養されている理由である。


私の主宰するクンダリーニJPでは、バジアン師とサトワンシン師の技法体系を基に、日本の風土と気候、日本人の体質に合う様に、中国の叡智を取り入れて改変したカリキュラムを、個々の目的と力量に応じて指導している。現在アスリートからアーティストまで幅広い分野の方々が練習され、自己の理想と可能性に挑戦している。
 


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