「僕は貴女を愛します」なんて云う、
曰く、趣味が同じだから、ダンスの良い相手だから、嗚呼、僕の芸術を理解して楽れる!!或はお互ひに可愛そうな境遇だから、オキヤガレ!!歯が浮く様な気がする。
結婚したら、此の濃い情愛が湧き乍ら、お互ひに淡々として居る様でなければ駄目だ。
お互ひに朝晩愛情を確め合う夫婦なんて、最とも危險なのだ、情愛のない夫婦は沢山ある、そして、女房は女奴隷か、男は馬と同じさ。
俺だって、恋愛結婚だから、恋愛結好さ、大賛成!!
恋愛も、やるなら、徹底的にやるんだね。これから、貴女達にその秘傳を教えとこう。
男性は結婚して終うと、大体安心して終って、愛なんか気にかけて考へなくなるものだ、これが人に依って一年、二年といろいろ差はあるけれど、「愛が生命」なのは女性の立場であって、夫を飽くまで個人所有にしておこうとする獨占慾の継續は永い。
